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気がつけば三桁

 主は年に一度、私たちに数字のはいった鍵を下さる。数字はそのまま部屋の場所を示し、私たちの序列を示すらしい。
 1番はもちろん亡くなられた奥方さま。私はずっと2番で、先着順なのだろうかと思っていたほどなのだが、周囲の思惑が絡み合い、思ったより複雑な計算がなされるようだ。
 後見が亡くなりひとつ下がり、それからは、新しい娘が入る度、年を重ねる度にずるずると下がる。まぁ主との関係は変わらぬし、とのんびりしていたら、新しく一桁になった御方々が、三桁は離れに引っ込めという合図ですよとご丁寧に教えてくださった。
 一桁を巡って繰り広げられる華やかな戦いを、外から眺めるのも悪くはない。あっさり下がった私に、主は666番を下さった。いないだろうそんなには。今年は108番だった。悪魔の次は煩悩かい。
 長い付き合いにも困ったものだ。瓢々としているようで実は女が苦手な主の困惑が、手にとるようにわかる。
 泣きそうな顔をするもんじゃない、私はここにおりますよ。
 静かな離れで膨らみかけた腹を撫でる。
 皆様しばし、よい夢を。

***

 割と気に入っているが、時代とか設定が適当すぎるため没。練りこむ時間がなかった。ファンタジーだども。
 ネタ的にも被りそうかなぁと思ったのだが、結局被らなかったようだ。あとひとつタクシーネタ(金額・距離)も考えたのだがネタ的に以下略。
 A氏だとか予想外のことは被るのにね。

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2010.11.15 | Comments(0) | Trackback(-) | 超短篇

ちゃんと少しずつ書いてはいるので す。

 しかしながら間に合わず、心臓の締め切りを二日も値切ったのに、その二日の間に急な深夜勤務だのが入り、朝さらに別の用事で寝ぬままでかけ、夕飯の頃には限界ぐらぐら。後は仕上げだけだしと、先に一時間ほど仮眠するつもりが結局四時間程寝てしまい0時に。きゃー。
 なにしろ今回は第100回。参加したい。心の中で管理人さんに謝りつつ、布団の中でぷちぷち仕上げ、3時。急いでいても練りこみはねちっこい……。
 深夜に書いたものを朝眺めてはならんというなぁと思いつつ送信。まぁ頭のおかしいのは深夜に限ったことではない。
 もう一通出さねばならないメールがあったが、朝にさせてもらうことにし、もぞもぞと横になる。
 と、耳なりに似た雑音がみるみるボリュームとクリアさを増し、ドリカムの昔の曲が金属的に加工されてハイボリュームで流れ出した。幻聴久々。うるさいー。
 昔は徹夜作業してると、よく金菅の華やかなクラシックが聞こえてきた。寝不足時の幻覚と幻聴は、面白いことに、あ、幻覚だ、と冷静にわかっていてなお、ものすごくクリア。どういうメカニズムなんだろう。
 選評の締め切りあたりでもう一回くらい聞けそう。さて何作品出たのかなぁ。

2010.11.10 | Comments(0) | Trackback(-) | 日記もどき

ぼーん


 母が天草の一本釣りの鯛のアラを買ってきた。中から釣り針が出てきた。まさしく一本釣り。
 とても大きな鯛でアラだけでも食べごたえ満点だった。鯛の鯛(骨の一部)もとても大きい。
 そして写真映りが超可愛い。
 手元に濃い色のものがなかったのでこんな容器であれだけど、より魚っぽい立体感が出る角度、より可愛い角度を探して撮りまくった。
 デジタル社会のおかげであほ撮りに歯止めがかからない。

2010.11.10 | Comments(0) | Trackback(-) | 日記もどき

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