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UNDERTHEBLUEMOON





20120831 近所

 今月二度めの満月だそうですよ。なんか見ると幸せになるかいいことあるか、ようわからんがそんな感じらしいですよ。
 ということで帰る道すがら携帯で撮影してみたら、どういう加減か、なんかえらい感じに映った。
 上の写真の右下の光は駅の照明のはずなんだが、月とそっくりすぎだし、下の写真はそのふたつの月がくっついてるように見えるし、どんな天体ショーだ。下の写真、信号を見る限り手ブレではないはずなんだが。
 要求にスペックが追い付かない結果のこのわけのわからなさ、それはそれで好きだ。勝てない。一眼は一眼で好きだけども。
 なんでもいいんだよそれぞれのカメラなりに撮れれば。
 幸せになれるかはさておき、やたらパワフルなのは確かなので、みんな月光浴すればよろし。

 あと五分くらいで八月が終わる。今夜はすっごく涼しいなぁ。

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2012.08.31 | Comments(1) | Trackback(-) | 日記もどき

なつのおもひで



 ではないが、最近更新する気力がないので、この夏に携帯で撮った(ある意味)お気に入り写真でも載せておこう。

 上の空にくもは晩夏っぽいが実は7月末である。スカイウォーカー。

 下のスピーカーみたいな百合は、一昨日撮ったのだが、茎2メートル以上ありそう。光とか虫から見える場所を求めた結果か。植物はつよい。

 今年は柳川のひまわりを見に行かなかったなぁ。残念。

2012.08.21 | Comments(0) | Trackback(-) | 日記もどき

おいしい折り紙

ひかり町ガイドブックより:

【ものがたり】
『おいしい折り紙』
 湯葉を買いにいったはずの息子が、かわりに巨大なタタミイワシの束を抱えて帰ってきた。なにそれ、と聞くと、もらった、という。
 美味しそう、といったらすばやく部屋に逃げられた。ケチ。たぶんまた折るつもりだ。
 翌日洗濯を干そうとベランダにでると、物干し竿に等間隔で、おかしなものがぶら下がっていた。折り紙。犯人は間違いなく息子だ。
 左から、紙飛行機、戦闘機、ロケット、鷲、猫? 猫らしきものには何故か羽根が生えている。妖怪かなにかだろうか。よくまぁこんな複雑な折りかたを思い付くものだ。
 外そうとしたら、なにかまぶしてあった。ポン菓子? おかげでよくみるとあちこち鳥につつかれている。
 と、息子がやってきて、折り紙を端から検分しはじめた。
「なあにそれ」
「やっぱり食われるなぁ」
 我が息子ながら質問に答えないやつだ。なんの実験か知らないが、わざわざ餌をまぶしたらそりゃ、猫の妖怪でも食べられるに決まっている。
「いっそ光らせたら」
 と皮肉で言ったら、すごい勢いで顔を上げた。
「いいねそれ」
 折り紙をほったらかしたまま自分の部屋へと消えていく。誰かに電話をかけているようだ。無口な息子にしてはやけに盛り上がっている。
 タタモンってなんだろ。

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【珍味】【ものがたり】『たたみいわし/飛行記録
タカスギシンタロさん
(ひかり町ガイドブック別冊グルメ特集掲載)

【ものがたり】
『繁盛百珍』
オギ 


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この前、巨大な焼きかまシートを食べながら、ふと、折れるなーこれ、と思った。今度試してみたいが一気食いは無理やなぁ。

2012.08.06 | Comments(0) | Trackback(-) | ひかり町スピンオフ

うみねこ計画

ひかり町ガイドブックより:

【ものがたり】
『うみねこ計画』
 となり町の折り紙職人の指導のもと、次に折り上がったのは、今まさに跳躍しようとする巨大な猫だった。中身は空洞でとても軽く出来ており、素材に混じったホタルイカと、糊と補強を兼ねて塗り込まれたゆきほたるのペーストのおかげで、夕暮れに沈もうとする羽衣海岸のしろい砂の上、ぺかぺかと輝いている。
 猫の背には大きな大きな羽根が生えていた。もちろん空を飛ぶためである。
 数人の若い漁師が、左右から猫を抱え上げた。数匹の鳶が、人間たちの行いを怪しむように、上空を旋回している。
 すっかりと日が落ちて、風がぱたりとやんだ瞬間をみはからって、折り紙職人がさっと手を上げた。
 猫が力強く押し出される。それは意外な滑らかさでふわりと空に乗った。漁師たちの間に歓声がおこる。
 と、鳶が一羽、猫の頭に襲いかかった。だがぶ厚く塗られた糊が、逆にその鍵爪を絡めとる。
 焦った鳶の羽ばたきのまま、ぺかぺかと輝く猫はくるくると回りながら、空へ、海の上へと運ばれていく。
「鳶は大丈夫かな」
「糊が乾けばたぶん。ほら」
 不意に猫の動きが変わった。鳶の鳴き声が響く。猫は不安定に傾きかけたが、上昇気流に乗ったのだろう。あっという間にはるか上空にすいあげられていった。剥がれ落ちた微かな欠片が流星のそれのようにきらきらと尾を引く。
 折り紙職人と漁師たちは、猫がすっかり見えなくなるまで目を凝らし、ふう、と満足気な吐息をもらした。
「こんなに飛んだら記録がはかれないねぇ」
 彼らは想像もしなかったが、一年後にも猫はまだ空を飛んでいた。多くの天文愛好家によりその不思議な姿が目撃されている。奇跡か、いたずらななにかの仕業か。新たな名物が増える日は近い。


***

【珍味】【ものがたり】『たたみいわし/飛行記録
タカスギシンタロさん
(ひかり町ガイドブック別冊グルメ特集掲載)

2012.08.06 | Comments(0) | Trackback(-) | ひかり町スピンオフ

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